落葉性つる植物の育て方とおすすめ品種【失敗しないコツ】

落葉性つる植物って、具体的にどんな植物か、あなたはご存知ですか?答えを先に言うと、落葉性つる植物とは秋に葉っぱを落とし、春に再び芽吹くつる性の植物のことです。私はこれまで数多くの庭づくりを見てきましたが、このタイプの最大の魅力は、四季折々でまったく違う表情を見せてくれる点です。常緑のつる植物が一年中同じ緑を保つのに対し、落葉性は春の新緑、夏の濃い陰、秋の見事な紅葉、そして冬のシルエット——まるで一つの植物で四回楽しめる感覚なんです。ただし、冬は葉っぱがなくなるので、「寂しいな」と感じる方もいるかもしれません。でもね、私はそこがまた良いと思うんです。なぜなら、春に新芽が出てきたときの感動がひとしおだから。特に、クレマチスやフジ(藤)のように華やかな花を咲かせる品種は、常緑種にはない圧倒的な存在感があります。ただ、育てるにあたっては、常緑種より少し手間がかかることも覚悟しておいてください。剪定のタイミングや冬の防寒対策など、気をつけるポイントがいくつかあります。この記事では、私の実体験を交えながら、落葉性つる植物の選び方や育て方、そしてよくある失敗例まで、具体的に解説していきますね。

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落葉性つる植物って何?

基本的な特徴と魅力

落葉性つる植物は、季節によって葉を落とすつる性の植物のこと。秋に紅葉してから葉を落とし、冬は枝だけになる。でも、春になるとまた新しい芽を出して、あっという間に壁やフェンスを覆ってくれる。

このタイプのつる植物の魅力は、なんといっても季節ごとに表情が変わること。常緑のつる植物は年中同じ姿だけど、落葉性のものは春の新緑、夏の濃い葉っぱ、秋の紅葉、そして冬のシルエット——まるで4回楽しめるようなもの。特に秋の紅葉は見事で、ウォールやフェンスが鮮やかな赤や黄色に染まる光景は、庭の主役にもなる。もちろん、冬は寂しく見えるけど、その分春の復活が感動的。私は毎年春、枯れた枝から新芽が出てきたとき、「おかえり」って声をかけたくなる。育てる手間は少し増えるけど、その価値は十分にある。

常緑との違いを知っておこう

常緑つる植物と落葉性では、何が違うのか。まず、冬の葉っぱの有無が一番の違い。常緑は一年中緑だけど、落葉性は冬は裸になる。でも、落葉性のほうが花の種類が豊富で、実がなるものも多い。

例えば、クレマチス藤(フジ)は落葉性だけど、花の美しさでは常緑を圧倒する。常緑のつる植物と言えば、アイビーやテイカカズラが代表的。これらは手間いらずで、一年中緑の壁を作ってくれる。でも、花は地味で、紅葉もしない。一方、落葉性は冬の間は葉っぱがないから、日当たりを確保したい場所にはむしろ好都合。夏は日よけになって、冬は陽の光を通す。一石二鳥とも言える。庭のレイアウトを考えるとき、何を優先したいのかをはっきりさせて選ぶと失敗しない。あなたが「冬も緑が欲しい」なら常緑、「四季の変化を楽しみたい」なら落葉性がおすすめ。

落葉性つる植物の育て方

落葉性つる植物の育て方とおすすめ品種【失敗しないコツ】 Photos provided by pixabay

まずは品種選びから

育てる前に、自分の庭の条件に合う品種を選ぶ。耐寒性、日当たり、土の水はけ——これらをチェックしないと、せっかく植えても枯れてしまう。私の経験では、最初に失敗した原因の9割は品種選びのミスだった。

例えば、トランペットカズラ(ノウゼンカズラ)は、日当たりが良くないと花が咲かない。逆にアケビは半日陰でも大丈夫。耐寒性も重要で、寒冷地でパッションフラワー(トケイソウ)を育てるのは難しい。私は関東に住んでいるけど、冬の寒さで地上部が枯れた経験がある。あなたの地域の気候に合った品種を選ぶためには、近所の花屋さんや園芸店で聞くのが一番確実。ネットの情報だけでは、その土地の微妙な気候の違いまでわからないから。あと、つるの伸び方も要チェック。ツル性には「巻きつき型」「吸着型」「絡みつき型」の3種類があって、それぞれ必要な支柱の形が違う。吸着型のツタは壁に直接張りつくけど、巻きつき型のフジは太い支柱が必要。この違いを理解していないと、数年後に支柱が倒れるなんてことになる。

植え付けと支柱の準備

植え付けの時期は、落葉期の休眠中がベスト。だいたい11月から3月くらい。この時期に植えると、根がしっかり張って春の成長がスムーズ。土は水はけの良いものを選ぶ。腐葉土や堆肥を混ぜて、土をフカフカにしてから植える。

ここで大事なのが、支柱を先に立てること。つる植物を植えてから「あ、支柱が必要だった」と気づいても、後から立てると根を傷める。私は以前、クレマチスを植えた後に支柱を立てようとして、せっかく伸び始めた根を切ってしまった。それ以来、植える前に必ず支柱を設置するようにしている。支柱の種類は、トレリス、アーチ、パーゴラなど、庭のデザインに合わせて選ぶ。トレリスは比較的安価で設置も簡単。アーチは通路のアクセントになる。パーゴラは日陰を作るのに最適。ただし、落葉性のつる植物は成長が早いから、支柱はしっかりした素材を選ぶ。木製だと数年で腐ることもあるので、金属製や防腐処理された木材がおすすめ。私の庭では、アルミ製のトレリスを5年使っているけど、まったく錆びていない

人気の落葉性つる植物品種

花が美しい品種

花を楽しみたいなら、クレマチスが一番。品種によって花の色や形が全然違うから、選ぶのが楽しい。青い花、ピンクの花、八重咲き、小さな花——本当にたくさんある。私の庭では、「モンタナ」という品種を育てているけど、春に数百もの花が咲く。

次にフジ(藤)。あの紫色の花房が垂れ下がる姿は、日本の庭にぴったり。フジは樹齢が長くて、100年以上生きるものもある。育てるなら、しっかりとしたパーゴラや棚を用意する。フジのつるはとても太くなるから、細い支柱では支えられない。あと、剪定が重要。夏と冬の年2回、しっかり剪定しないと、花が咲かなくなる。私の隣の家のフジは、全然剪定しなくて、葉っぱばかりで花が咲かない。もったいない。その他におすすめは、ノウゼンカズラ(トランペットカズラ)。夏にオレンジ色のラッパ状の花を咲かせて、ハチドリや蝶を呼ぶ。でも、成長がすごく早いから、年に2〜3回の剪定は必須。ほったらかしにすると、家の壁を覆い尽くすこともある。

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まずは品種選びから

実を楽しむなら、キウイフルーツが面白い。家庭菜園としても育てられる。ただし、雄株と雌株の両方が必要。1本だけでは実がならない。私は5年前にキウイを植えたけど、最初の年は雄株を買い忘れて、花は咲いたけど実ができなかった。翌年、雄株を追加して、ようやく収穫できた。キウイは棚を作って這わせるのが一般的。秋には葉っぱも紅葉するから、実と紅葉の両方を楽しめる。

紅葉が美しい品種として、バージニアクリーパー(ツタ)サンゴカズラがおすすめ。バージニアクリーパーは、秋に真っ赤に紅葉するのが圧巻。壁一面が赤く染まる光景は、写真に収めたくなる。ただし、吸着型だから、壁に張りつく。漆喰の壁だと、はがすときに傷めることもある。これを防ぐには、ワイヤーやネットを壁から離して設置して、その上に這わせる方法が効果的。私の実家では、ブロック塀に這わせているけど、特に問題は起きていない。あと、アケビもおすすめ。秋に甘い実がなって、食べられる。葉っぱも紅葉する。つるは細めで、あまり太くならないから、小さなアーチでも育てられる

品種名花の色実の有無紅葉の程度成長速度耐寒性ゾーン
クレマチス(モンタナ)白・ピンクなし弱い中程度4〜9
フジ(藤)紫・白・ピンクなし(マメのような実がなる)中程度遅い5〜9
ノウゼンカズラオレンジ・赤なし(まれに実)弱い非常に早い4〜10
キウイフルーツあり(食用)強い早い7〜9
バージニアクリーパーなし(緑の葉)あり(青黒い実)非常に強い早い3〜9
アケビ紫褐色あり(食用)強い中程度4〜8

落葉性つる植物の年間管理

春から夏の育て方のポイント

春は、新芽が出てきたら肥料をやる。私は緩効性の化成肥料を株元にまく。つるが伸び始めたら、支柱に誘引する。放っておくと、絡まって変な方向に伸びるから、こまめにチェックする。

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷり。特に鉢植えの場合は、夏場は毎日水やりが必要なことも。私は、地植えのクレマチスは、週に2回くらいの水やりで十分。でも、ノウゼンカズラは水をたくさん欲しがるから、夏は毎日水やりしている。剪定のタイミングも重要。春に咲く品種(フジ、クレマチスの一部)は、花が終わったらすぐに剪定。夏に咲く品種(ノウゼンカズラ)は、早春に剪定する。このタイミングを間違えると、花芽を切ってしまう。私は以前、クレマチスの剪定時期を間違えてその年はまったく花が咲かなかった。品種ごとに剪定のグループがあるから、購入時に確認してメモしておくのがおすすめ。

秋から冬の準備と注意点

秋は、紅葉を楽しんだ後、落ち葉の処理が必要。落葉性のつる植物は、一度にたくさんの葉っぱを落とすから、掃除が大変。私は、落ち葉を堆肥にすることで、ムダを減らしている。でも、病気の葉っぱは堆肥にしない。カビやウイルスが混ざると、次の年に広がるから。

冬の準備として、根元をマルチングする。寒い地域では、根が凍って枯れることがある。私は、腐葉土やわらを株元にたっぷり敷く。特に、鉢植えのものは、地面に置くと凍結しやすいから、鉢ごと室内や軒下に移動する。あと、剪定は冬の休眠期がベスト。葉っぱがないから、枝の状態がよく見える。枯れた枝や弱った枝を切り落とす。ただし、春に咲く品種(フジなど)は、花芽を落とさないように注意。フジの花芽は、前の年の夏にできるから、冬の剪定では、花芽を残す。私の経験では、花芽が付いている枝は、膨らみがあって、触ると硬い。この違いがわかると、剪定がぐっと楽になる。

やってはいけない!落葉性つる植物の育て方の失敗例

落葉性つる植物の育て方とおすすめ品種【失敗しないコツ】 Photos provided by pixabay

まずは品種選びから

一つ目は、支柱を後から立てる。つる植物を植えてから、根を傷めずに支柱を立てるのは難しい。私はこれで、クレマチスを枯らしかけた。必ず植える前に支柱を設置する。

二つ目は、剪定を怠る。つる植物は、放っておくとどんどん伸びる。特にノウゼンカズラやバージニアクリーパーは、年に2回の剪定が必要。剪定しないと、家の壁や屋根を覆い尽くす。私の友人は、ノウゼンカズラを剪定せずに5年放置して、壁がつるで覆われて、窓が開けられなくなった。対策として、毎年春と秋に、伸びすぎた枝を切る。特に、窓やドアの近くは、こまめにチェックする。あと、肥料のやりすぎもよくある失敗。肥料をたくさんやると、葉っぱばかり茂って、花が咲かない。特に、チッ素分の多い肥料は控える。私は、リン酸分の多い肥料を、花が咲く前に与えることで、花数を増やしている。

気候や環境によるリスク

寒冷地での注意点は、耐寒性の低い品種を選ばないこと。例えば、パッションフラワーは、関東より北では冬越しが難しい。私の友人は、北海道でパッションフラワーを育てようとして、冬に枯らした。ただし、鉢植えにして冬は室内に取り込むという方法もある。一方、温暖な地域では、夏の暑さと乾燥が問題。特に、コンクリートの壁際は、地面が熱くなるから、根元をマルチングして、温度を下げる工夫が必要。私は、鉢植えのものは、夏は半日陰に移動している。もう一つのリスクは、台風や強風。つる植物は、風で支柱ごと倒れることがある。特にアーチやトレリスは、しっかり地面に固定する。私は、アーチの脚をコンクリートで固定している。風が強い地域では、つるが折れないように、風よけネットを張るのも効果的。

なぜ落葉性つる植物は冬に葉っぱを落とすのか?

その仕組みと生存戦略

「なぜわざわざ葉っぱを落とすの?」と思うかもしれない。実は、冬の寒さや乾燥から身を守るため。常緑の植物は、葉っぱにワックス層があって、水分を逃がさない。でも、落葉性の植物は、葉っぱが薄くて、冬にそのままにしておくと水分が逃げてしまう。だから、葉っぱを落として、休眠状態になる

これは、エネルギーを節約する生存戦略。葉っぱを維持するには、光合成や水分の補給が必要。冬は日が短くて、地面も凍るから、光合成が効率的にできない。そこで、葉っぱを落として、エネルギーを根や幹に蓄える。春になって、気温が上がり、日が長くなると、蓄えたエネルギーを使って、新しい芽を出す。このサイクルが、落葉性つる植物の強さの秘密。常緑の植物は、冬でも光合成を続けられるけど、その分、寒さに弱い品種もある。落葉性は、厳しい冬を乗り越えるための進化の結果と言える。この仕組みを理解すると、冬の剪定やマルチングの重要性がわかる。根に蓄えたエネルギーを守るために、冬の間は極力、根を傷めないようにする。

品種によって異なる落葉のタイミング

品種によって、葉っぱを落とすタイミングが違う。例えば、バージニアクリーパーは、秋の早い段階で紅葉して、葉っぱを落とす。一方、ノウゼンカズラは、晩秋まで葉っぱを残す。私の庭では、バージニアクリーパーが10月に紅葉して、11月には落葉する。ノウゼンカズラは、12月になっても一部の葉っぱが残っている。この違いは、品種の原産地の気候に関係している。寒い地域が原産の品種は、早めに落葉して冬の準備をする。暖かい地域が原産の品種は、遅くまで葉っぱを残す。この性質を利用して、庭のデザインに変化をつけることもできる。例えば、早く落葉する品種と遅く落葉する品種を混ぜて植えると、秋から冬にかけて、少しずつ景色が変わっていく。私は、バージニアクリーパーとノウゼンカズラを隣り合わせに植えている。バージニアクリーパーが落葉した後も、ノウゼンカズラの葉っぱが残っているから、冬の壁が寂しくならない

落葉性つる植物を活用した庭のデザイン例

壁面緑化で生まれる新しい景色

あなたは、家の外壁を自然のアート作品に変えられるって知ってる?落葉性つる植物を使った壁面緑化は、ただの緑のカーテンじゃない。季節ごとに色彩や質感が変わるから、一年中違った表情を楽しめる。

私の家では、南向きの白い壁にバージニアクリーパーを這わせている。夏は深い緑で涼しげ、秋は燃えるような赤に染まり、冬は枝だけの繊細なシルエットが浮かび上がる。太陽の角度で影の形も変わるから、午後3時過ぎの光が当たると、まるで水墨画みたい。壁面緑化を成功させるコツは、壁の素材を考慮すること。モルタル壁やレンガ壁なら吸着型のツタが直接張りつくけど、サイディング壁や木壁は傷みやすい。そういう場合は、壁から5センチほど離してワイヤーやネットを張り、その上に這わせる方法が安心。私の友人は木壁に直接ツタを這わせて、数年後には壁の交換が必要になった。この失敗を教訓に、あなたの家の壁に合った方法を選んでほしい。あと、窓の配置も重要。夏は日差しを遮って室内を涼しくし、冬は葉っぱが落ちて陽の光を通す——まさに自然のエアコン。あなたの家の窓の位置に合わせて、つるが伸びる方向を誘引すると、省エネ効果も期待できる。

他の植物との組み合わせ方

落葉性つる植物だけだと、冬の寂しさが気になる。だから、常緑の低木やグラウンドカバーと組み合わせるのが賢いやり方。例えば、つる植物の根元にギボウシやアジュガを植えると、冬でも地面は緑で覆われる。

私のおすすめは、落葉性つる植物+常緑のつる植物+球根植物の3点セット。具体的には、壁にクレマチス(落葉性)を這わせて、足元にアイビー(常緑)を植え、その間にスイセンやチューリップの球根を埋める。春、スイセンが咲いた後、クレマチスが芽を出して、アイビーが一年中緑をキープしてくれる。秋にはクレマチスの枯れた茎が風情を添える。この組み合わせは、実は自然の森林の構造を真似ている。上層に落葉樹、中層に常緑低木、下層に草本——これを庭に取り入れると、生態系も豊かになる。私の庭では、この方法でスズメやメジロが遊びに来るようになった。あなたもぜひ、異なる性質の植物をレイヤー状に配置して、四季折々の変化を楽しむ庭を作ってみて。ただし、植物同士の競合には注意。根の張る範囲や日当たりの好みが合わないと、一方が弱ってしまう。

落葉性つる植物の増やし方とコツ

挿し木で簡単に増やす方法

「育てているつる植物をもっと増やしたい」と思ったら、挿し木が一番手軽。春か秋の穏やかな時期に、元気な枝を15センチくらい切って、下の方の葉っぱを取り除く。それを水に浸けておくか、直接土に挿す。

私がよくやる方法は、クレマチスの挿し木。成功率を上げるコツは、節のすぐ下で切ること。節から新しい根が出やすいから。あと、挿し木用の土は、赤玉土とピートモスを混ぜたものがおすすめ。水はけが良くて、適度に湿り気を保つ。私は、切った枝を2時間ほど水に浸けてから挿すと、根付きが良くなるのを発見した。挿した後は、直射日光を避けた明るい日陰に置く。毎日霧吹きで葉っぱに水をかけて、乾燥を防ぐ。約2〜3週間で根が出始める。ただし、すべての品種が挿し木で増やせるわけではない。フジやアケビは、挿し木よりも接ぎ木や取り木のほうが成功率が高い。私の経験では、クレマチスとノウゼンカズラは挿し木が簡単で、バージニアクリーパーは土に挿すだけでも根付く。あなたの育てている品種に合った方法を試してみて。もし初めてなら、3〜5本の挿し木を用意して、半分くらい成功すれば上出来だと思って気楽にやろう。

種まきや株分けのタイミング

挿し木以外にも、種まきや株分けで増やす方法がある。種まきは、秋に実った種を採取して、冬の間に冷蔵庫で保存(低温処理)してから春にまく。この低温処理をしないと、発芽しない品種もあるから注意。

私が特に好きなのは、アケビの種まき。秋に熟した実から種を取り出して、水で洗ってから、湿らせたキッチンペーパーに包んで冷蔵庫に2ヶ月入れる。春になったら、種をポットにまいて、明るい日陰で管理。発芽までは約1ヶ月かかるけど、自分の手で育てた実の味は格別。株分けは、休眠期(冬)に行う。根が絡まった株を、スコップで3〜4つに分割して、それぞれ植え直す。ただし、ノウゼンカズラやフジのような大きな株は、株分けに失敗しやすい。根を傷めすぎると、翌年の花が咲かない。私の友人は、株分け後に肥料をたっぷりやったら、根が肥料焼けして枯らした。株分け後は、2週間ほど肥料を控えて、水だけたっぷり与えるのが安全。あなたが株分けに挑戦するなら、まずは小さめの株で練習するのがおすすめ。大きな株はプロに頼むのも一つの手だ。

落葉性つる植物のトラブルシューティング

よくある病気と害虫の対策

「葉っぱが白っぽくなった」「虫がついた」——そんな時、どう対応すればいい?まず、うどんこ病が発生しやすい。特にクレマチスやフジに多い。葉っぱに白い粉が吹いたようなカビが出て、放置すると全体に広がる。

対策は、風通しを良くすること。私は、枝を間引いて、葉っぱ同士が重ならないようにしている。もし発生したら、重曹水(重曹小さじ1を水1リットルに溶かしたもの)を週に1回散布する。これで大体は治まる。重症なら、市販の殺菌剤(ベンレートなど)を使う。害虫では、アブラムシがよく発生する。春の新芽に群がって、葉っぱを縮れさせる。私は、牛乳を水で薄めたものをスプレーすると効果的だと教わった。タンパク質がアブラムシの呼吸を妨げるらしい。あと、カイガラムシも厄介。枝に白い貝殻みたいなものがくっついて、樹液を吸う。歯ブラシでこすり落とすか、冬に石灰硫黄合剤を散布する。あなたの庭で見つけたら、早期発見が肝心。私は週に1回、つる植物をじっくり観察する時間を設けている。そうすると、問題が小さなうちに気づけるから。

成長が遅い・花が咲かない原因

「植えてから3年経つのに、全然大きくならない」「葉っぱばかりで花が咲かない」——そんな悩みは、原因を一つずつチェックすれば解決できる。まず、日当たりは十分か。花が咲く品種のほとんどは、1日6時間以上の日光が必要

次に、肥料のバランス。チッ素が多いと葉っぱばかり茂るから、リン酸とカリウムを多く含む肥料に切り替える。私は、花が咲く前の春に、骨粉(リン酸)と草木灰(カリウム)を株元に混ぜ込む。これで花数が明らかに増えた。あと、剪定のタイミングミスも原因の一つ。例えば、夏に咲く品種を春に強く剪定すると、花芽を切ってしまう。あなたの品種が「新枝咲き」か「旧枝咲き」かを調べて、それに合った剪定を。私の失敗例を挙げると、クレマチス「モンタナ」は旧枝咲きなのに、春に全部切り戻した。その年は花がゼロ。品種のラベルを保存しておくのが本当に大事だと痛感した。根詰まりや根腐れも、成長が遅い原因になる。鉢植えの場合は、2年に1回は植え替えが必要。地植えなら、土の水はけを改善するために、腐葉土やパーライトを混ぜる。もしどれにも当てはまらないなら、植えた場所がそもそも合っていない可能性が高い。思い切って、日当たりや風通しの良い場所に移植するのも一手。私は、3年間咲かなかったノウゼンカズラを、日当たりの良い場所に移植したら、翌年から毎年咲くようになった。あなたも諦めずに、原因を探ってみて。

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FAQs

Q: 落葉性つる植物と常緑のつる植物、どっちを選べばいいの?

A: この選択、本当に悩みますよね。私も最初は「どっちが良いんだろう」と迷った経験があります。結論から言うと、何を優先したいかで決めるのが一番です。常緑は一年中緑の壁を作ってくれるので、目隠しやプライバシー確保には最適。アイビーやテイカカズラみたいに手間がかからないのも魅力。一方、落葉性は花や紅葉を楽しみたい人におすすめ。クレマチスやフジの花の美しさは常緑にはない魅力です。ただ、冬は葉っぱが落ちてスカスカになるから、その点は覚悟しておいてください。私の経験では、四季の変化を楽しみたいなら落葉性、安定したグリーンが欲しいなら常緑。あと、冬の日当たりを確保したい場所、例えば南側の窓の前には落葉性がぴったり。夏は日よけになって、冬は日光を通す。一石二鳥ですよ。あなたの庭の用途を考えて、自分に合った方を選んでください。

Q: 落葉性つる植物の品種選びで、一番気をつけるポイントは?

A: 私が10年間で一番痛感したのは、耐寒性と成長速度を必ずチェックすることです。特に、あなたの地域の気候に合った品種を選ばないと、冬越しで失敗します。例えば、パッションフラワーは関東より北では冬に枯れるリスクが高い。うちの友人は北海道で育てようとして、見事に失敗しました。逆に、温暖な地域で寒冷地向けの品種を選ぶと、夏の暑さで弱ることも。あと、成長速度も重要。ノウゼンカズラみたいに爆発的に伸びる品種は、毎年しっかり剪定できる人向け。放っておくと、家の壁を覆い尽くして、窓が開けられなくなった事例もあります。私のおすすめは、最初はクレマチスなど中程度の成長速度の品種から始めること。管理が楽で、花もきれいだから、初心者にぴったりです。あなたのライフスタイルと庭のスペースに合わせて、慎重に選んでください。

Q: 落葉性つる植物を植えるとき、支柱は後で立てても大丈夫?

A: 絶対にやめてください。これは私が最初にやらかした失敗です。クレマチスを植えた後に「あ、支柱が必要だ」と気づいて、後から立てようとしたら、せっかく伸び始めた根を傷めてしまい、枯れかけた経験があります。つる植物は、植える前に支柱を設置するのが鉄則です。根が落ち着いてから支柱を立てると、根を切ったり、株を傷めたりするリスクが高い。特に、クレマチスやフジはデリケートだから、植え付け後の支柱設置は絶対に避けてください。私のやり方は、まずトレリスやアーチを設置してから、その周りに土を整えて、最後に苗を植える。そうすれば、根が支柱に向かって自然に伸びていきます。支柱の素材は、アルミや防腐処理された木材がおすすめ。木製の支柱は数年で腐ることもあるから、長持ちさせたいなら金属製を選んでください。この一手間で、数年後のトラブルを防げますよ。

Q: 落葉性つる植物の剪定のタイミングがわからない。いつ切ればいいの?

A: 剪定のタイミングは、品種によってバラバラなので、これが一番の混乱ポイントです。私も最初は「春に咲くのと夏に咲くので違う」と知らず、クレマチスの花芽を全部切ってしまった苦い経験があります。基本ルールは、春に咲く品種(フジやクレマチスの一部)は、花が終わった直後に剪定。夏に咲く品種(ノウゼンカズラやパッションフラワー)は、早春の新芽が出る前がベストです。特にフジは、花芽が前の年の夏にできるから、冬の剪定で花芽を落とさないように注意が必要。花芽が付いている枝は膨らみがあって、触ると硬いんです。この違いがわかると、剪定がぐっと楽になります。あと、冬の休眠期に枯れた枝や弱った枝を切るのは、どの品種にも共通のメンテナンス。葉っぱがないから枝の状態がよく見えて、作業しやすいですよ。品種ごとにメモを作っておくと、来年以降の失敗が減ります。

Q: 落葉性つる植物の冬の準備で、必ずやるべきことは?

A: 冬の準備で一番大事なのは、根元のマルチングです。寒い地域では、根が凍って枯れるリスクがあるから、腐葉土やわらを株元にたっぷり敷いてください。特に、鉢植えのものは地面に置くと凍結しやすいから、鉢ごと室内や軒下に移動するのが安全。私の経験では、マルチングをしてから、冬の枯れ込みが明らかに減りました。あと、落ち葉の処理も忘れずに。落葉性のつる植物は、一度にたくさんの葉っぱを落とすから、掃除が大変。でも、病気の葉っぱをそのままにしておくと、カビやウイルスが翌年に広がる原因になる。私は、健康な葉っぱは堆肥に、病気の葉っぱは燃えるゴミに出すルールにしてます。もう一つ、冬の剪定は休眠期にして、枝の状態を確認しながら、枯れた枝や弱った枝を切り落とす。これで春の成長がスムーズになります。寒い地域の方は、防寒対策として株元に腐葉土をたっぷり盛るのも効果的ですよ。あなたの地域の気候に合わせて、対策をしっかりしてください。

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